人食いバクテリア!?溶連菌に感染し死に至るところだった話【⚠️最後に傷跡画像あり】

りき坊ママのこと

みなさん【壊死性筋膜炎】という傷病名を聞いたことがありますか?

私は2024年8月に壊死性筋膜炎になり1か月入院することになりました。

今回は、私が壊死性筋膜炎になったときのお話をしたいと思います。

ニキビかと思ったら…

壊死性筋膜炎になる前に、仕事をフルで頑張りすぎてしまったせいか体調を崩してしまいました。

私は、学生の頃から体調を崩すことはほとんどなく、小学生は皆勤賞で中学生は祖父が亡くなったとき以外は学校に行っていたので、ほぼ皆勤賞でした!

バカは風邪を引かないとは私のことかな?笑

私が体調不良を感じ始めたのは、子供を出産してからです。

産後1か月は無理をするとのちのち後悔することになると母からよく言われていましたが、無理をしなくちゃいけないときもあるので、難しかったと思います。

仕事をフルで頑張りすぎ、2~3日ゆっくり休んでいたんですがなかなか良くならず、自分としてはめずらしいなあと思っていました。

ゆっくり休んでいたときに、左足の付け根に違和感を感じ見てみたところ、ニキビみたいなものがあり気になってしまってつぶしてしまいました。

これが悲劇の始まりでした…

足がどんどん腫れてきて病院へ

ニキビみたいなものをつぶしてから、足がだんだん腫れてきて太ももが真っ赤になり始めたので、アイスノンで1日冷やしていました。

次の日になっても全く腫れが引くことはなく、むしろどんどん太ももが腫れてきて、しこりがあるかのように太ももが固くなっていました。

歩くのも痛くなっていましたが、私はまだこの時も甘く見ていました。

それを見た旦那が気になったのか「病院へ行こう」と言いました。

私はニキビだと思っていたので、病院には行きたくなかったですが旦那がどうしても行ってほしいとしつこかったので、嫌々病院へ行きました。

どの科を受診したらいいかわからず、とりあえずニキビだから皮膚科を受診しました。

先生に足の腫れを見てもらい、とりあえず採血で炎症の値(CRP)を見てみましょうとなり、採血をして結果が出るまで待っていました。

結果が出て、CRPの数値が10近くまで上がっていて先生が

「結構数値が高いので、このまま入院をされた方がいいと思います」と言われました。

私は、軽い気持ちで病院へ来たのでまさか入院の案内をされると思わず、入院もしたくなかったので家に帰りたいと先生にお願いしました。

病院を受診したのが土曜日だったので、

「そうしたら月曜日に再度病院へ来てもらって、また採血をしてCRPが今日よりあがっていたら入院すると約束してください!」と言われ、どうせ大丈夫だろうと思った私は、「わかりました」と返事をしました。

再度病院へ行き即入院となる

月曜日に再度病院へ行き、採血をしてもらいました。

なんとCRPの数値が24まで上がっていました!

先生はあまりの驚きに慌てはじめ、

「いますぐここで切開して膿を出しましょう!」となり、形成外科の先生が急いで来て緊急で太ももを切開し始めました。

私はまだ体調が良くなっていなく、ふらふらしていたので先生が慌てていても状況がよくわかっていない感じでした。

切開をする前に麻酔をし、その後に太ももを切開して生理食塩水を太ももにかけならが、膿を出していました

正直展開が早すぎて、なにがなんだかわからなくなっていました。

麻酔をしたので、切開されてもそこまで痛みはなかったですが、だんだん痛みが激しくなってきたのを覚えています。

皮膚科と形成外科の先生と、看護師さん合わせて10人くらいいたと思います。

膿を出し終わり、先生に

「即入院になりますので、旦那さんに連絡して入院の準備をしてもらって下さい」と言われました。

絶対入院しないと思っていたので、娘と息子にしばらく会えないと思った瞬間涙がボロボロこぼれていました。

先生にどれくらい入院になるか聞き、

「おそらく最低2週間は入院になります」と言われ、がっくりしました。

足が腫れた原因は溶連菌による感染症

色々検査をし、足が腫れた原因が溶連菌による感染であることがわかりました。

溶連菌は人食いバクテリアとも呼ばれていて、毒性の強い菌に感染すると手足の壊死を引き起こし、死に至ることもあると言われました。

人食いバクテリアという言葉はテレビで見たことがあって、死に至ったケースがあったり、足を切断しなければいけないケースもあるという情報は知っていたので、先生から人食いバクテリアと聞いたときはゾッとじました。

「あと少し遅れていたら本当に命危なかったかもしれません。足も切断しなければいけない状況だったかもしれません」と言われ、本当にヤバかったんだとその時に実感しました。

旦那が病院に行ってと言わなければ、私はきっと病院に行っていませんでした。

もしかしたら私は死んでいたのかもしれないと考えたら、本当に生きててよかったと思えました。

傷口の洗浄が痛すぎて生き地獄

先生から、しばらく安静にして下さいと言われていたので2~3日は基本ベッドで過ごしていました。

トイレに行きたいときはナースコールで看護師さんを呼んで、車いすでトイレに行っていました。

私の傷口は足の付け根にかなり近いところにあったので、トイレに行くと尿で傷口を覆っているガーゼが濡れてしまい、トイレに行くたびに何回も看護師さんに新しいガーゼに交換してもらっていました。

ガーゼを交換してもらうたびに傷口に触れて、めちゃめちゃ痛いんです…

トイレに行くのも怖くなっていました。

入院初日の夜は、娘と息子に会えない寂しさでずっと泣いていました。

次の日の朝先生が来て、体調を聞かれたり傷口の確認をしてもらい

「これから毎日傷口を洗浄しますので、痛いと思いますが頑張りましょうね」と言われました。

ちなみに傷口は長さが20センチほどで、深さは指が全て入るくらいの深さなので10センチくらいのかなり大きな傷口でした。

先生や看護師さんたちも私の傷口を見るのが辛そうでした…

足を切開してもらったときは、本当に急で心の準備もないまま切開されたので、部分麻酔をされたこともあり、あまり痛みを感じなかったので、「きっと大丈夫だろう」と思っていました。

ところがどっこい、これがめちゃめちゃ激痛なんです!!!

まず泡を使って洗うんですが、泡がめちゃくちゃしみる!

私は我慢強い方なんですが、さすがに痛すぎて腰をぐねぐねしてました!笑

先生や看護師さんも、容赦なく洗うので本当に激痛でつらかったです。

これを毎日やるの!?と考えたら本当に気持ち悪くなってしまい、その日の夜一睡もできませんでした…

あと傷口を洗うだけだと、傷口はきれいに治らないので、傷口をやすりみたいな器具でカリカリ削るんです!!!

このカリカリ削るのをやらないと、傷口がボコボコしてしまうみたいです…

傷口を洗う+傷口をカリカリ削るのダブルパンチで、もう生き地獄でした…

傷口を削るのは週2~3回で、傷口を洗うのは毎日です。

私は正直、出産よりも痛かったです。

出産は頑張ったあとに可愛いわが子に会える楽しみがあるから頑張れますが、傷口は毎日痛い思いをして楽しみなんかあるわけないし、入院生活も楽しくないし本当の本当に二度とあんな思いしたくないです。

先生から退院するか傷口の治りを促進する器械を付けるか聞かれる

最初先生から、入院期間が2週間くらいと言われていてそろそろ2週間が経とうとしていたころに、先生から退院の相談をされます。

「もうすぐ2週間経ちますが、正直傷口が塞がるのはまだまだかかります。自宅で傷口をしっかり洗って、その後お薬を塗ってガーゼを巻くのを自分でできれば退院しても大丈夫です。外来も週に1回来てもらいます。あと、傷口の治りが早くなる器械を使うことができますが、これは自宅では使用できないので、入院期間を延ばしてもらえばできます。また早く治したい場合は皮膚移植の手術をすることもできます。私としては正直まだ入院したほうがいいと思いますが、強制ではないのでご家族で話し合って下さい。」と言われました。

正直退院したい気持ちが強かったですが、週に1回外来に行くのもめんどくさいし、自分で洗うのは怖すぎてできないと思ったので、入院を延ばすことにしました。

旦那も早く治してほしいと言っていたので、子供たちに会えないのはつらいですが私も頑張って早く治そうと思いました。

3M™ V.A.C.® Ulta 治療システムの使用開始

入院期間を延ばすことに決まり、こちらの器械を使用することになりました。

こちらの器械は、洗浄液(生理食塩水)を創部に注入して浸漬後、持続吸引を実施し、壊死組織の除去や感染組織の除去を行う治療法だそうです。

こちらの器械を使用することになり、傷口の洗浄と傷口を削るのが週に2回になりました!

それまでは毎日痛い思いをしていたので、少しでも痛みの回数が減って嬉しいと思いました★

この器械は、24時間着けっぱなしのためトイレに行くときも器械を持って行かないといけないので、かなり大変でした。

でもこの器械を使用する前は、ガーゼで傷口を覆っていて、テープの粘着が弱いためすぐガーゼがズレて、何回も看護師さんを呼んで貼りなおしてもらっていたんですが、この器械は、しっかり傷口を透明フィルムのテープでしっかり固定しているため、ズレることもなく快適でした★

ちなみにこの器械を使用する前は、傷口に【イソジンシュガーパスタ】という薬を塗っていたんですが、これが最初は味噌みたいな感じでやわらかいんですが、時間が経つとボロボロ固くなり、床やベットがすごく汚れるんです。

最初そんな薬だと知らなったので、ベッドに薬がついていたときに便を漏らしたのかと思って、すごく焦ったんです!笑

イソジンシュガーパスタって名前、すごくおいしそうな名前じゃないですか?笑

器械を着け始めて初めての洗浄

器械をつけてから、初めての洗浄と傷口を削るのをしてもらったんですが、やっぱり激痛でした…

前日に先生から

「明日傷口の洗浄しますので、だいだい12時頃に呼びますね」と言われ、またあの痛みを味わなければいけないのかと思ったら、また寝れなくなっていました。

私は毎日点滴で抗菌薬をしていて、ルート確保していたので毎回洗浄をするときは痛み止めをしてもらっていたんですが、痛み止めが全く効かないんです…

痛み止めをしてもらったあと、意識がポワーンとはするんですが先生を見ると一気に恐怖がよみがえってしまって目が覚めてしまうんです!

でも先生はとっても優しい先生だったので頑張ろうって思えました。

先生から

「今度洗浄する日は、自分でやってみましょうか」と言われました。

ええー!!!と思いましたが、いずれ自分でやらなきゃいけないと思っていたので、

「頑張ります!」と返事をしました。

初めて自分で洗浄をする

洗浄の日がきて、いよいよ自分でやるときが来ました!

先生が朝来て、傷口の透明フィルムテープをはがしてもらいお風呂場に行きました。

傷口を見る勇気がなかったので、傷口をシャワーで洗い、手に泡をのせて洗いました。

初めて自分で傷口を触ったんですが、めちゃめちゃ痛いし傷口が深かったんです!

指が第二関節まで入りました…

でも傷口を見ないと洗えないので、頑張って傷口を見ました…

かなりグロテクスでした💦

しかも傷口が長いので、本当に洗うのが大変でした。

傷口を洗いながら、

「この傷、いつになったら治るんだろう…」と考え泣いていました。

この時、普通に歩けることがいかに幸せなことかと感じました。

私の入院生活

私は、まさか自分が出産以外に人生で入院することがあるなんて思っていませんでした。

私の病室は、内視鏡検査を1泊入院でする方の病室だったみたいで、患者がころころ変わっていました。

ほとんどおばあちゃんばかりでした。

なので気軽に話せるような人もいなかったんですが、私の楽しみは看護師さんとのおしゃべりでした♡

私の病棟は若い看護師さんばかりで、かわいい人たちばかりでした★

看護師さんたちと話すのがすごく楽しくて、なかでも私が話していて楽しかったのがSさんでした★

新婚さんの看護師さんで、旦那さんとの出会いなど恋バナで盛り上がり、学生時代に戻った感じになりました♡

Sさんが、YouTubeの【コムドット】が好きみたいで、見てほしいです!と言われたので、私は暇だったので初めてコムドットのYouTubeを見ました★

YouTubeの感想をSさんと話すのもすごく楽しくなっていました!

退院の日はSさんに会えなかったので、すごく寂しかったですが、今でもコムドットを見るとSさんを思い出します★

娘がママに会いに病院に来てくれた♡息子は1週間レスパイトを利用

旦那は病室に面会に来れますが、娘は病室に入れなかったので私が1階のコンビニまで行って娘に会っていました♡

娘が初めて会いに来てくれた時、嬉しすぎてうれし泣きしていました。

私の為に【ママ大好き】と手紙を書いてくれました♡

下手くそな字に愛を感じます♡

娘はママ大好きっ子なんですが、ママがいないときはパパ大好きっ子になるので、パパはきっと嬉しかったことでしょう★

私は車いすに乗っていたので、娘が車いすに興味をもち、私の車いすを押して楽しんでいました!

息子は、私が急遽入院することになりレスパイトを1週間利用することができました。

いつもレスパイトを利用するときは私が荷物の準備をするので、旦那ひとりで準備できるか心配でしたが、人間やればできるんですね♡

旦那頑張ってくれました★

レスパイトについて、こちらのブログを書きました♡

こちら→レスパイトを利用してリフレッシュ!もっと息子のことが愛せるんです♡

息子のレスパイトが終わったあとは、義理の母が遠方から来てくれて家のことを色々してもらいました。

旦那は私が入院することになり、介護休業93日取りました★

ちなみに旦那は育児休業も取ったことがあります!

パパ育休についてこちらに書いていますので、読んでみて下さい★

こちら→1年間育休を取ったパパ★パパ育休はメリットがたくさんあります♡

介護休業については、またあとでブログを書きたいと思います!

最後に

太ももを切開してから半年が経ちましたが、現在の私の傷跡です。

ここまできれいに傷が塞がりました!

塞がる前は本当に見せられないくらいグロテスクでした。

先生より保湿をすることが大事と言われたので、現在も朝とお風呂上りにクリームを塗っています★

本当にここまで塞がってくれてよかったです。

先生からも、若いから傷口の治り早かったですねと褒められました★

たまに傷口が痛む時があり、これってもしかして帝王切開の傷の痛みに似てるのかな?と想像ですが思いました。

寒い時はたまに傷口が痛みます。

二度とあんな痛い思いなんかしたくないです…

次は私が退院してから、どんな生活をしたか書きたいと思います★

みなさん、溶連菌(人食いバクテリア)には本当に気を付けてください。

プロフィール
この記事を書いた人
misa

1%しか見られない稀な双子(MMツイン)を妊娠し、1人は妊娠20週でお腹の中で亡くなったがもう1人のりき坊は奇跡的に力強く産まれてきました♡

ただ、1人が亡くなったことでりき坊にうまく酸素がいかなくなり低酸素状態になってしまい、後遺症が残ることになりました。

出産と死産を経験した私が、医療的ケア児をどんな風に育てているかやお役立ち情報をブログで発信していきたいと思います☺

【りき坊ママの情報】

出身:東北地方

年齢:34歳(平成2年生まれ)

趣味:掃除(意外ときれい好き)・整理整頓・歌を歌うこと・子供と遊ぶ

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