みなさん、ママさんたちは産まれたらほとんどの方が育休を取りますよね!
パパさんたちはどうでしょうか?
ほとんどの方が育休が取れていないと思います…
私も、娘を出産したときパパは育休は取りませんでした。
娘は里帰り出産でしたので、パパは有休を取って会いに来てくれました。
娘が9か月の時に一卵性双生児の妊娠が発覚しました!
最初は経過が順調でしたが、20週で1児お腹の中で亡くなってしまいました…
詳しくはこちらの記事に書いています!
こちら→1%しか見られない!稀な双子(MMツイン)を妊娠したが、1児は天国へ・・・
こちら→死産した愛する息子へ…元気に産んであげられなくてごめんね…大好きだよ
双子を妊娠したと分かった時点で、旦那は育休を取りたいことを会社に相談してくれました。
なかなか男性で育休を取る人がいなかったので、旦那もきっと言いにくかったと思いますが、家族の為に言ってくれました。
みなさんはきっと、パパが育休を取ると
「お金のことが心配だな…」と大半の方が思っていると思います!
結論から言うとこうです!
貰えるお金自体は育休を取ると少なくはなるが
贅沢しなければ生活に困らない!
なので、あまり節約することが厳しい場合は育休は難しいかなと個人的に思います。
今回は、パパ育休を取るとどんなメリットがパパの体験を元にお伝えします!
育児休業給付金は非課税!
育児休業給付金の詳しい内容は、厚生労働省が出しているホームページを見てください★
本当は1つずつ丁寧に説明したいですが、内容が濃すぎるので大事なところだけお伝えします。
育児休業給付金は、結構貰える支給額が変わったり色々変更することが多いので、育休を希望している方はこまめにホームページをチェックするか、会社の総務の担当の方に確認することをオススメします!
育児休業給付金が非課税になると、下記のようなメリットがあります★
①所得税がかからない
②住民税が0円になる可能性がある
③子供の医療費が0円になる
④児童発達支援・放課後等デイサービスなどの負担額が0円になる
⑤社会保険料は免除される
⑥難病者援護金がもらえる
1つずつ説明したいと思います★
所得税がかからない
まず所得税は、年収103万円を超えた場合所得税が給与から引かれるんですが、育児休業給付金は非課税の為税金がかかりません!
旦那の育休を元に説明します★(なるべく分かりやすく説明します)
まず息子が2021年5月に産まれ、息子が1歳になる2022年5月まで育休を取りました。
そうすると、2021年1月~4月までは働いていた為お給料が発生していますが、5月~12月までは働いていない為所得税はかかりません!
2021年1月~4月のお給料の分は所得税がかかりますが、旦那の場合2021年1月~4月までのお給料の合計が非課税でした。
普通に計算をすると103万は超えていますが、息子の特別障害者控除(40万円)や私の配偶者控除(38万円)が適用になった為、非課税世帯になりました★
非課税世帯になったことで、2022年6月からは住民税が0円になりラッキーでした♡
旦那の場合、10万円以上20万円未満(詳しくいうと年収がバレますので…笑)お得になりました♡
住民税のことは下の②を見てください★
住民税が0円になる
住民税は、去年1月から12月の収入に応じて計算され、翌年の6月~5月まで給与から天引きされます★
もし育児休業を1年取得できた場合、1年間住民税が0円になる可能性があります★
※よっぽど高収入の方は0円にならない可能性があります…
子供の医療費が0円になる
子供の医療費は、非課税世帯は0円になるので育児休業を1年取得できた場合0円になります!
なので我が家の場合、きょうだい時の娘の医療費が0円でした★
※こちらは住んで知る地域によるかもしれないので、確認してください。
児童発達支援•放課後等デイサービスの負担額が0円になる
児童発達支援・放課後等デイサービスの負担額は、子供の医療費と同じで非課税世帯は0円になります!
医療的ケア児の息子は、1歳から児童発達支援に通い始めました。
児童発達支援と放課後等デイサービスの負担額って結構高いんですよね…
世帯年収が890万円未満の場合月額4,600円
890万円以上の場合月額37,200円です!
ちなみに生活保護の方は0円になります★
旦那は年収890万円未満の為、本来であれば4,600円支払わなければいけませんが、非課税世帯の為0円でした♡
1年間で計算すると4,600×12か月=55,200円お得になったわけです!
大きいですよね♡
ちなみに3歳からは、保育園や幼稚園と同じ無償化なので児童発達支援も無償化の対象ですよ★
詳しくはこちらのブログにも書きました★
こちら→児童発達支援と放課後等デイサービスって何?デイサービスを選ぶときのポイント教えます★
社会保険料は免除される
社会保険料はママだけでなく、パパももちろん免除されます!
仕事が復帰した月から社会保険料が給与から天引きされます★
難病者援護金がもらえる
難病者援護金とは、特定医療費(指定難病)受給者証・特定疾患医療受給者証・小児慢性特定疾病医療受給者証のいずれかを持っている方がもらえる援護金です。
こちらは所得制限があり、私の住んでいる地域では市民税所得割額が101,000円未満の方が対象になります。
私は最初、難病者援護金のことを知りませんでした。
というか知らない人がほとんどじゃないのかな?
もしかしたら自治体によってはないところもあると思います!
こちらに難病者援護金のことを書きました★短いですが読んでください。
こちら→医療的ケア児を育てているみなさん!難病者援護金って知っていますか?
以上6つになります★
この時点では6つですが、あれもあったな!と思ったら追加で更新させていただきます★
メリットが多いと思いませんか?♡
子供が病院に行くことがあまりない場合は、お得に感じないかもしれないですが、住民税に関してはだいぶお得に感じると思います!
育児休業給付金は2か月に1回ハローワークから支給される
育児休業給付金は、給料みたいに毎月支払われず2か月に1回にとなります。
貯金があったり、ある程度節約できる家庭は生活に困らないと思いますが、おおげさな話毎月お給料が入ったら次の給料日までお金がほぼないって方は厳しすぎると思います…
育児休業給付金は、180日目までは貰える給付率が67%で181日目からは50%になります!
※令和7年4月からは給付率が80%になる予定みたいです!
まだ予定なので確定ではないのかな?
また令和7年4月から、出生後休業支援給付金と育児時短就業給付金の支給を受けることができるみたいです!
厚生労働省のホームページに詳しく書いていました!
家事や育児に協力的になる
子供が産まれる前から割と家事をしてくれる方でしたが、子供が産まれてからますます協力的になったと思います★
障害児の息子は最初出産してから3ヵ月入院してましたが、在宅生活がスタートしたときはとても大変で旦那がいなければ私は本当に倒れていたと思います…
在宅生活が始まった頃のお話は、こちらに書いてます★
こちら→在宅生活スタート★脳性麻痺児の想像以上のハプニングと成長
娘がまだ小さく、ママにまだまだ甘えたいときだったので主にパパが夜は息子のことを見てくれていました。
パパ、あのときは本当にありがとう🩷
改めて旦那と結婚して間違いじゃなかったって思えました!笑
一緒の時間が長すぎて1人になりたい時もあった
やっぱり人間なので、あまりに一緒にいる時間が長すぎると1人になりたくなります!笑
ただでさえ仕事があるときも毎日顔を合わせるのに、朝から寝るまでずーっと一緒にいることを想像してみてください…
いつまでもラブラブな夫婦で、一時も離れたくない!という場合は嬉しいのかもしれませんが、私たち夫婦の場合は喧嘩もたくさんしました!笑
最後に
旦那に育休取ってよかった?と聞くと育休取ってよかったと言います★
ちなみに、パパ育休を取っても有休は付与されますよ♡
パパが仕事復帰したとき、有休がMAX40日あったので最高でした★
やっぱり新生児期ってあっという間なので、なるべくだったらパパ育休は本当にオススメですが、なかなか会社の上司に言えない方たちもいっぱいいると思います。
息子の訪問リハをしてくれるパパさんも、最近お子さんが産まれたけど会社に言いにくいと言っていました…
理由は会社でパパ育休を取ってる人がいないからと言っていました…
これが現実ですよね…
なのでうちの旦那はよく言ってくれたなあと思います。
旦那は職員の中でも先輩で、上司ともそれなりに仲良かったから言えたのかな…とも思います。
これが入社してまだ2年目とかだったら、もしかしたら旦那も言いにくかったんではないかと思います。
パパ育休が取りやすい世の中になってくれたらいいなあと思います。