
みなさん、EDチューブって聞いたことありますか?
上の写真の水色のチューブがEDチューブです!
※ちなみにもう1つの透明なチューブはNGチューブといいます★NGチューブは薬を入れる為のチューブです。薬は白湯で溶かして入れるため、薬を胃に入れるのは嘔吐なく入れることができます。
NGチューブについては、こちらに書きました★
こちら→NGチューブ(胃管)を使用するときの注意3つ!固定テープの作り方もご紹介します★
ほとんどの人が聞いたことないと思います。
私も息子が障害児でなければ、絶対知らなかったです。
EDチューブとは、十二指腸までチューブの先端が入っていて嘔吐を何回も繰り返し、胃から栄養を摂取できない時に使用します。
息子は、産まれてすぐは哺乳瓶でミルクを飲むことができていました。
息子は胃食道逆流症という診断をされていて、だんだんと大きくなるにつれ何度も嘔吐を繰り返していました。
最初は、病院の先生にミルクにとろみをつけて嘔吐しにくくしましょう!と教えてもらいましたが、それでも嘔吐を繰り返していてとても苦しそうでした。
とろみ剤は、病院で使用していたものと同じものを使用していました★
色々工夫をしましたが、胃からミルクを摂取するのが難しくなっていました。
そこで先生からEDチューブを使用しましょうと言われました。
EDチューブを使用するときには、いくつか注意点がありますので私がわかる範囲でお伝えします!
チューブが抜けた場合は、病院でないと入れられない!
EDチューブは、自分でいれることはできません。
ちなみにNGチューブは入れることができます!
EDチューブは、レントゲン撮影をしながら病院の先生がいれるので万が一抜けてしまった場合は、早急に病院に電話をしてください。
最初は、チューブが抜けないようにとかなり神経をつかいますが、慣れてくると気にしなくなります★
EDチューブは、とっても長いのでお風呂に入るときや、リハビリをしたり体を動かすときは、ゴムなどでまとめてあげた方がいいと思います★
かなり遅い速度でミルクを注入するので、チューブが詰まりやすい!
EDチューブを使用する時は、持続でゆっくり注入しなければならないので、チューブがとてもつまりやすいです!
チューブの詰まりを防ぐには、白湯を4時間に1回通すのがポイントです!
夜は寝ているので、夜中起きて白湯を入れるのは大変なので起きてすぐ白湯を通していました。
あと、私がお世話になっている薬局では重曹をもらうことができるので、もしEDチューブのつまりに困っている方がいたら、薬局に聞いてみて下さい★
蓋とチューブの境目が破損する場合がある!

上の写真の矢印の部分になります。分かりにくくてすいません。
ここの部分が、使用していると亀裂が入る場合があります、。
私は、ここに亀裂が入ってしまして2回ほど病院でチューブの交換をしてもらったことがあります。
どうしてここに亀裂が入るのか分かりませんが、病院の先生に聞いてみたら、他にもここに亀裂が入って病院に来た人が何人かいるみていです。
私の予想ですが、最初の方は詰まりがなくクリアな状態の為、白湯を通すのも軽い力で入れることができますが、1週間もするとだんだんと白湯を通すのに少し力を入れないと白湯が入っていかなくなります。
その為、強い力で白湯を入れるので圧がかかり、強い圧がかかるのを繰り返して亀裂が入ってしまうのかな?と思いました。
私は、夜中に亀裂が入っていることに気づいたので、正直病院に行くのめんどくさいって思ってしまって、応急処置として亀裂の部分にテープを何重にも巻いて、翌日病院に電話して交換してもらいました。
あとこれは訪問看護さんから教えてもらったことですが、亀裂が入ってしまう前に、アロンアルファを塗っておくのがいいと聞きました!
ポイントは、亀裂が入る前に塗ることです!
亀裂が入ってからアロンアルファをしようすると、亀裂部分にアロンアルファが入ってしまい、白湯などが通らなくなってしまいますので注意してください。
最後に
息子は、EDチューブを約2年ほど使用していました。
現在は胃ろうを造設している為、EDチューブは卒業しました。
EDチューブを使用していたときは、毎回頬っぺたに貼っている固定テープの交換をしていて、チューブが取れたらお顔がスッキリしていいのになあと思っていました。
病院の先生に聞きましたが、EDチューブは基本あまり使用したくないと言っていました。
EDチューブは最終兵器だそうです!笑
やはり胃を使わないと、どんどん胃が小さくなってしまうそうです。
息子はずっとEDチューブを使用していたので、胃に入る1回量が40mlだけでした・・・
胃ろうを造設し、胃から栄養を入れ始めて現在は1回量が150mlも入るようになりました。
私がお伝えした上記の3つのポイントが、誰かに役に立ちますように・・・☆彡